５月分 新刊近刊の自分向け備忘録

タイトルの通りです。小説を中心とした新刊情報のまとめページです。実際の発売日は前後する可能性アリ。

６月分→６月分 新刊近刊の自分向け備忘録 - 愚か者の読書記録

• 発売を確認したもの（基本的にリアル書店で実際に見たもの）は　色を変えて 発売中　としております。
• 自分向けまとめ、自分が商品知識をつけるためだけの表なので、売り場で実際に手に取った物のみ青に色変え。うっかり確認できず、ネットでのみ発売を確認したもの（e-honやジュンク堂など）は色は変えず　発売中　とつけるのみとします。
• 発売日は地域により前後、もしくは変更される場合がありますのでご注意くだいさい。
• 発売中となっていても書店、卸しの在庫状況等により即日入手、取り寄せが困難な場合もあります。

５月９日発売予定

『スペース』加納朋子　東京創元社＜創元推理文庫＞　定価：672円　ISBN：978-4-488-42604-0　発売中

　　　　　

５月１５日発売予定

『厭な小説』京極夏彦　祥伝社　税込価格：1,890円ISBN：9784396633165　発売中

厭な小説

｢恐怖｣でも｢戦慄｣でも｢怪奇｣でもなく、ただひたすらに｢嫌悪感｣を突き詰めた異色の連作小説集。

『訪問者』恩田陸　祥伝社　税込価格：1,680円　ISBN：9784396633172　発売中

訪問者

５月２２日発売予定

『龍神の雨』道尾秀介　新潮社　税込価格：1,680円　ISBN：9784103003335　発売中

龍神の雨

人は、意図せず犯した罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。暗転する事件の果て、2組の子どもたちがたどり着いた、慟哭と贖罪の真実とは。

『裁くのは僕たちだ』水原秀策　東京創元社　定価：1,680円　ISBN：978-4-488-01755-2　発売中

裁くのは僕たちだ (ミステリ・フロンティア)

『福家警部補の再訪』大倉崇裕　東京創元社　定価：1,680円　ISBN：978-4-488-02533-5　発売中

福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)

５月２５日発売予定

『風の絵師　１』イ・ジョンミョン　早川書房　発売中

風の絵師1 宮廷絵師への道

舞台は十八世紀朝鮮。過去の殺人事件の真相解明を命じられた二人の宮廷絵師が、絵画に隠された謎を解く──TVドラマ化された話題の傑作歴史ミステリが待望の刊行（六月下旬に第二巻刊行予定）

『リスクにあなたは騙される』ダン・ガードナー　早川書房　発売中

リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理

〈ハヤカワ・ノンフィクション〉テロ・伝染病・ネット上の変質者など、新しい危険がつぎつぎ出現している現代。だが、その危険に感じる恐怖は合理的なものだろう か。衝撃的な統計で具体的に語られる、今を生きる誰もが必読の書

〈ハヤカワ新書juice〉　発売中

　　　『クラウドソーシング』ジェフ・ハウ　早川書房　発売中

クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice)

〈ハヤカワ新書juice〉ウィキペディアは言わずもがな、クールなTシャツ屋から異星人探しまで、みんなの知恵を結集すれば、大きなことを効率的に運営できる！　確実に動き出した新機軸の全貌を、提唱者自らがレポート

　　　『ミラーニューロンの発見』マルコ・イアコボーニ　早川書房　発売中

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice)

〈ハヤカワ新書juice〉他個体の動きを真似するときに発火するミラーニューロン。共感能力などヒトの感情面でも大きな役割を担っている、この特殊な神経細胞の正体と、その研究が拓く可能性をつぶさに追う先端科学読本

５月２７日発売予定

『男の作法　粋の本質を知る、男をみがく。』池波正太郎　ごま書房新社　税込価格：1,365円　ISBN：9784341019020　発売中

男の作法

池波正太郎が50余年の人生を通じて体験してきたことを語り下ろしたもの。｢男の常識｣｢粋の本質｣を語っている。

内容は新潮文庫のものと同じのよう。ゆったり大きな字で読みたい人ならこちらを。

５月２８日発売予定

『かあちゃん』重松清　講談社　税込価格：1,680円　ISBN：9784062154963　発売中

昭和の母から平成の母、強い母からどこまでも優しい母。第1章から第8章まで連鎖するストーリーとともに登場するかあちゃんたちが胸と涙腺を揺さぶる1冊。

『まっすぐ進め』石持浅海　講談社　税込価格：1,470円　ISBN：9784062154475　発売中

順調な交際を続けていた川端と秋。ところが秋には何か重大な秘密があるようで。甘い関係だけじゃない、辛い事実も受け止められるのか。

『メガロマニア　あるいは｢覆された宝石｣への旅』恩田陸　ＮＨＫ出版　税込価格：1,575円　ISBN：9784140813744　発売中

密林のピラミッドや空中都市は妄想ネタの宝庫。メキシコ、グアテマラ、ペルーの遺跡を歩きながらあらゆる思索を繰り広げた17日間。

　　　　　

５月２９日発売予定

『アンドルー・ラング世界童話集　アンドルー・ラング世界童話集10　だいだいいろの童話集』アンドルー・ラング 編　西村醇子 監修　東京創元社　定価：1,995円　ISBN：978-4-488-01865-8　発売中

『風花の里』佐々木丸美　東京創元社　定価：630円　ISBN：978-4-488-46707-4　発売中

『摩天楼の怪人』島田荘司　東京創元社　定価：1,260円　ISBN：978-4-488-48801-7　発売中

『1Q84(１)』村上春樹　新潮社　税込価格：1,890円　ISBN：9784103534228　発売中

『誘惑』北原亞以子　新潮社　税込価格：1,995円　ISBN：9784103892182　発売中

６月上旬発売予定

『死と乙女　プリンセスたちのドラマ』エルフリーデ･イェリネク著／中込啓子訳　鳥影社　税込価格：1,785円　ISBN：9784862651822

６月５日発売予定

『シングルベル』山本幸久　朝日新聞出版　税込価格：1,680円　ISBN：9784022504388

草食系男子で結婚興味なしの陽一が、父の策略で3人の女性と見合いをする羽目に。｢婚活｣世代に送るコメディタッチの恋愛小説。

『灰の旋律』堂場瞬一　ＰＨＰ研究所　税込価格：1,680円　ISBN：9784569708133

真崎のもとに、失踪した音楽プロデューサーを捜して欲しいとの依頼が舞い込む。みたび、猟犬が横浜の街を奔り、音楽業界の闇に迫る。

４月にシリーズ第１作が文庫化。
　　　

６月中旬発売予定

『Cow House』小路幸也　ポプラ社　税込価格：1,575円ISBN：9784591109694

『太宰治の手紙』東郷克美　大修館書店　税込価格：2,520円　ISBN：9784469222050

昭和7年の上京直後から23年にかけての太宰治の手紙30篇を取り上げ、年代順に解説。巻末には簡略な年譜を付けた。

『朝のこどもの玩具箱』あさのあつこ　文藝春秋　税込価格：1,680円　ISBN：9784163282503

威力のあるしっぽが生えたイジメられっ子や頑固老女の真の姿、人間社会に進出したキツネの誤算など、さまざまな手触りの6篇の物語。

６月１０日発売予定

『お菓子手帖』長野まゆみ　河出書房新社　税込価格：1,260円　ISBN：9784309019246

金花糖、動物ヨーチ、地球モナカ。時代を彩る駄菓子から、懐しの洋菓子、和菓子まで、すべてがお菓子でできた甘く懐かしい物語。

『偽物語(下)』西尾維新著／VOFAN画　講談社　税込価格：1,365円　ISBN：9784062837026

｢こんな偽物だらけの世界は滅んじゃっていいと思うんだよね、お兄ちゃん｣。阿良々木暦の妹・月火が実行する、燃え盛るような正義とは。『偽物語』堂々完結。

６月１１日発売予定

『贖罪』湊かなえ　東京創元社　定価：1,470円　ISBN：978-4-488-01756-9

美少女殺害事件の犯人の顔を、どうしても思い出せない四人の少女たち。彼女たちの運命は、ある一言によって大きく狂い始める──『告白』の著者が放つ本屋大賞受賞後第一作！

『ミステリーズ！(35)』東京創元社　税込価格：1,260円　ISBN：9784488030353

創刊6周年企画は、『告白』で本屋大賞を受賞した、湊かなえの特別インタビュー。文庫創刊50周年記念対談第2弾〈SF編〉も収録。

６月１２日発売予定

『BとIとRとD』酒井駒子　白泉社　税込価格：1,575円　ISBN：9784592761358

ちいさな女の子の澄んだまなざしにうつるもの、心に生まれるもの。8編のショートストーリーが綴る、やわらかい夢と現実。

　　　

６月１９日発売予定

『どら焼きの丸かじり　丸かじりシリーズ (30)』東海林さだお　朝日新聞出版　税込価格：1,050円　ISBN：9784022505965

ワンタンの正しい食べ方。どら焼き、その至福の瞬間。ラーメンとオリンピック観戦について。ますます冴える東海林ワールド最新刊。

『いずれは死ぬ身』柴田元幸編訳　河出書房新社　税込価格：1,995円　ISBN：9784309205212

死、喪失、別離、崩壊。人生で避けて通れないそれぞれの瞬間。S・ダイベックやP・オースターほか、17篇収録の特別なアンソロジー。

『小説手塚学校(１)　テレビアニメ誕生』皆河有伽　講談社　税込価格：1,029円

テレビアニメという未曾有の快挙を成し遂げた虫プロの栄光と挫折、そして、生き残った人々の再生を描く、現代の大河歴史小説。『(2)ソロバン片手の理想家』同時刊。

『六月の夜と昼のあわいに』恩田陸著／杉本秀太郎序詞　朝日新聞出版　税込価格：1,680円　ISBN：9784022506047

恩田版の｢夢十夜｣といえる、摩訶不思議な短編小説集。あらゆる小説の形式と恩田作品の魅力をすべて投入した、ファン必携の奇書。

６月下旬発売予定

『運命の人(４)』山崎豊子　文藝春秋　税込価格：1,500円　ISBN：9784163281407

｢情を通じ｣。起訴状の一言がすべてを破壊した。仕事も家族も失った記者が、彷徨の末に行き着いた先とは。待望の巨篇の完結。

６月２３日発売予定

『骸骨ビルの庭(上)（下）』宮本輝　講談社　税込価格：1,575円　ISBN：9784062155311

平成6年、大阪・十三。八木沢は住人を立ち退かせるためビルの管理人として着任。ここは、戦後復員した2人の男が人生をかけて戦争孤児たちを育てた場所である。

６月２４日発売予定

『プラスチック・ラブ』樋口有介　東京創元社　定価：672円　ISBN：978-4-488-45912-3

移りゆく季節の中で、殺人事件に遭遇した僕は、不思議な雰囲気の男性と出会う。『刺青白書』以前に柚木を客観的に描写した表題作を含む、連作短編集。柚木草平シリーズ番外編。

６月３０日発売予定

『オランダ靴の謎【新版】』エラリー・クイーン　井上勇 訳　東京創元社　定価：882円　ISBN：978-4-488-10435-1

『さよならの次にくる〈卒業式編〉（仮）』似鳥鶏　東京創元社　定価：609円　ISBN：978-4-488-47302-0

怪文書の犯人は自分だと名乗り出た初恋の女性を守るべく、葉山君は謎解きに挑むが──『理由あって冬に出る』に続くコミカルな学園ミステリ第２弾。〈卒業式編〉は４編収録。