桜庭一樹続きで2009年は始まった。偶然だけど。
- 元旦。バイト先の本屋は休日だった。
- 「笑ってはいけない〜」を見たかったが家族が紅白を見ていたので見れず。終了後にチャンネルを合わせて、笑っていたら年が明けていた。少し見てから寝床で桜庭一樹の少女には向かない職業 (創元推理文庫)を読み終える。大晦日に終わりを迎える話だったので、紅白を横目で見ながら、というか聞きながら読み終えればちょうどだったのにな、と思って電気を消す。砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)と同じくミステリーとしての大きなトリックはあまり無いけれど、細かいトリックがアクセントに。創元推理文庫だけど主人公たちの心理描写でぐいぐい読まされていった感じ。実際の事件というのはふとしたきっかけで起こってしまうものなのだろう。一つ目の「殺人」の「あれ」もシンプルだけどあっと思わせる。本当にちょっとした悪意。
- 同じく桜庭一樹のGOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫)を昼間と「相棒」のCMの合間で読了。読了2008 - SSMGの人の日記さんより知りました。GOSICKの角川文庫移籍があるよう、とのこと。って2009年、武田日向の挿絵との強力タッグで桜庭一樹『GOSICK』が角川文庫桜庭一樹コレクションに登場予定 - SSMGの人の日記で書かれてますね。8月に出た桜庭一樹の本はぱらぱらっと見ただけなので、うっかり。ラノベの杜さんで「砂糖菓子」の角川移籍は知っていたがBuild Error、GOSICKは取り残されるんではないかなあと心配していましたが安心。
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/12/23
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 82回
- この商品を含むブログ (225件) を見る
GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (146件) を見る