「精霊の守り人」上橋菜穂子 新潮文庫

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

女用心棒バルサと、彼女がひょんなことから関わりを持ち、命を守ることになった新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグム。チャグムの小さな体に宿った雲の精の卵を狙う異界の生き物から、チャグムを守ることが出来るのか!?

文章がいいです。

バルサとタンダとの関係が、なんか「働きマン」とかの、仕事と恋愛のはざまに苦しむような話を、彷彿とする気がする。

互いの心の中に過度に踏み込み過ぎない、微妙な会話とか。

いや、そうすると「働きマン」は少し違うか・・・?

とりあえず、大人の恋愛って感じです。