「岩波講座 日本語3 『9 国語国字問題の由来』」

岩波!講座といういかにもカタそうな本ですが、内容としては新書のような感じです。

ただ、さすがに読み慣れてない種類の本なので、章ごとに読了ということに。各章で執筆者も違うし、ちょうどいいだろう。

ということで、全部で9章あるうち、すっとばして一番最後の章の9章、『国語国字問題の由来』を読了です。

  • 当用漢字とか言いますが、それってなになの?ということにかかわる内容。日本語をもっと使い勝手を良い言葉にしようと戦った人々の物語。
  • 昔、「日本語を全部ローマ字で書くべきだ!」という主張があったというのは有名な話ですが、他にも「すべて平仮名にして漢字をなくせ!」という主張もあったとのこと。そしてそれは実は現在でも主張され続けているよう。→http://www1.ocn.ne.jp/~kanamozi/
  • それぞれの主張を読んでいくと、日本語というのは本来どうようものなの?という、普通では見えないことが分かってくる気がする。