「幻影博覽會 1」「ACONY(アコニー) 1」 冬目 景(とうめ けい)
- 作者: 冬目景
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2005/01/24
- メディア: コミック
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- 作者: 冬目景
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/23
- メディア: コミック
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- こう、2冊分並べて日記を書くと「ああ、本屋で2冊とも買って、まとめ読みしたんだな」という感じですが、さにあらず。在庫無しにつき注文を出しておいた「幻影」を昨日購入、一晩で読了→2巻が読みたいけれど1巻と同じく在庫が無いのでとりあえず「ACONY」を購入、帰りの電車で読み終わる。ということで、尋常でなくハマっております。
- この人の絵柄に惹かれて購入。すごくいい。この人の描く女の子はかわいいし、そして「幻影博覽會」では大正の(震災前の)東京市を、そして「ACONY」では寂れたアパートを取り巻く雰囲気も良い。
- 「幻影」での、ある作品と最後に収録されている番外編がほぼ同じタネなのが残念。
- 「幻影」の「遠來ノ客」で混血であるがゆえに祖国への強い忠誠心を自身に課すというのが先日読んだ「アドルフに告ぐ」のあの人を思い出す。
- アインシュタインの来日は大正11年の11月。関東大震災は翌年の大正12年の9月1日。かなり微妙な時代設定になっているが、はたして本編に反映されるか(そこまで描いたら、なおのこと腰がすわっていて凄い)。現在3巻まで出ているがどうなっているのやら。
- ちなみに「ACONY」の舞台の「しきみ野アパート」は同潤会のもの(関東大震災後、国策により設立された財団法人で、帝都復興の一環として住宅供給を目的とした 同潤会 - Wikipedia 作中でもちらっと触れられてますね)。