発売予定より

http://www.taiyosha.co.jp/bunko/index.html

 上↑の太洋社の文庫新刊案内をチェックしていると9月の発売予定にて朝日文庫の「おとり捜査官・北見志穂(1)」を発見。同名(と、いうかその)ドラマは松下由樹主演で2時間ドラマで放送されています。こちらは山田正紀の「女囮捜査官」シリーズが原作で、これまでトクマノベルス・幻冬舎文庫で出版されていました(過去形)。

 昔、確かこちら→山田正紀作品感想vol.8の書評サイトで「最終作にはとんでもない結末が用意されていますので」という言葉に惹かれたのですが当時既に新本では入手困難となっており、ある時偶然ブック○フでシリーズ1冊目を見つけて読むことが出来ました。
 タイトルを見る限りではドラマ版のノベライズの可能性も考えてしまいますが作者名が「山田正紀」ですから素直に原作ですね。
 別名「五感推理シリーズ」なだけあり、以前刊行された両レーベルではシリーズ5冊にそれぞれ五感に関連づけた副題がついていました。9月に発売されるものはタイトルも完全にドラマにあわせており(おそらく)副題が消えてナンバリングになっているのが少し残念な気も。ドラマの放送が朝日だからか。

 最近触れた「妖怪馬鹿」の新潮文庫での完全版もありましたし、入手できなくなってしまった本が再び本屋に並ぶのは大歓迎です!!1巻は多分持っているものと同じなのでスルーとして、2巻が出るのを待ちます。うまくいけば連続刊行で読めるか?