■
- 作者: 高村光雲
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1995/01/17
- メディア: 文庫
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
山田風太郎の「明治断頭台」を読み終えた直後、本屋をうろついてると見つけた本。「断頭台」には若き日の高村光雲が出ており、この本に登場シーンの背景となる話もしっかりと語られています。
山風もこれをよんだろだろうなあ、きっと。
古老に昔話を聞いている感じで面白い。
明治時代に興味がある人が読むと楽しめるのでは?
士族や公家の行う政治が根本となる教科書的明治とはまた違った明治が疑似体験できるかも。
- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/26
- メディア: 単行本
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
○○○がなんとも(いい意味で)”妖怪”的でいい。
なんというか「彼らはひとがいいですから」(by京極夏彦)みたいな感覚の”妖怪”です(なんのこっちゃ)。
ネタについては、普通はこんな偶然は通用しないのだろうけれども、とある社宅ということによって違和感無く成り立つなあという感じでスコンとはまる。
実際の社宅はそういうふうになっているかどうかは知らないのだけれど。